野菜ソムリエの“薫る旬感”

0.1%の奇跡☆

バスに揺られてゴマツアーへ!
~ゴマ収穫体験&ゴマランチ♪~
ゴマ
野菜ソムリエコミュニティ札幌主催の
「ゴマツアー」へ行ってきました\(^0^)/
ゴマ 
 今回の見学先、夕張郡由仁町のふれあい体験農園みたむらさんでは、「由仁ふれあい農業小学校」を開校しており、農業体験を通して食の大切さを伝えています。わくわくします♪
そういえば、ゴマの実っている姿って見たことないなぁ~。。。それもそのはず!
じつは、ゴマの99.9%は輸入に頼っているので、国内で生産されているのはたったの0.1%なんです。国内でも鹿児島がもっとも生産量が多く、北海道で生産しているのはごくわずか!「北海道でなんかゴマを作れないよ」と言われている中で挑戦し始め、いまでは約10件の農家さんがゴマ作りをしているそうです。
そう考えると、0.0数%の奇跡の体験をさせていただいたことになりますね!もう大感動でかなり貴重な体験でした☆

 普段、何気なく食べているゴマは、とっても手間がかかっています。
刈り取って干し、莢(さや)が緑色から茶色に変わったら収穫です。まだ緑色の莢は開いておらず、乾燥が進んでいくと少しずつ開き始め、茶色に変わるとパカッと開いて中のゴマが顔を出します。ここが採りごろですねぇ~(*^_^*)
ゴマ ゴマ
ゴマ 網を張った上でバタバタ振ると莢の中からバラバラとおもしろいようにゴマたちが出てきます♪葉っぱなどと混じったゴマを手作業でかき集めてから、何度も何度もふるいにかけます。大きなゴミを取り除いたら、今度はゴマよりも小さな土などを取り除くために、網目の小さなふるいで繰り返しふるいます。ここまででも大変な作業ですが、まだ続きますよ(;^_^)
 ここで、三田村さんお手製の段ボールとドライヤーで出来た唐箕(とうみ)の登場です!すご~い!唐箕とは、江戸時代から使われていたと言われる脱穀した穀物を風選する農具で、弱い風を当てて、完熟しているものと未熟なものが選別されます。未熟なものや小さなものは軽いので、風で飛ばされて選別されるようになっているんです(^_^)v
ゴマ一粒一粒には、こんなに手間ひまがかかってるんですねぇ。

ゴマ こうして出来たゴマを使い、畑で収穫された野菜たちと共にランチ作りをして美味しくいただきました♪
採りたてのゴマを炒った香りは、なんともいえないんです。ハウス内はゴマのイイ香りが立ち込め、早く食べたくてうずうず!
 そして完成!ゴマ粒を練り込んだ生地を使ったピザ、野菜たっぷりの豚汁、大根の葉とパプリカのゴマ和え、ゴマた~っぷり羽釜で炊いた新米のおにぎり、三田村さんのお母さんの手作りシソ味噌などなど、盛りだくさんのメニューでおなかいっぱい☆
手作りの焼き窯などもあって気分はもうキャンプ♪こんなにゴマを食べ尽くしたことは無かったなぁ~(*^_^*)

ゴマ このあとは、同じくゴマ作りをしている千歳市の手作りアイスクリーム&レストランカフェ 花茶(かちゃ)さんへ!
ペースト状ではなく、ツブツブ感があるゴマたっぷりのゴマアイスは、おなかいっぱいでもペロッと食べられちゃいます(笑)ここでしか味わえないフレッシュなひと品の美味しさに感動しながらいただきました♪
他にも花茶農園で採れた野菜や果物を使ったアイスクリームがたくさん並んでいるので、どれにしようか迷っちゃいますね(*^_^*)

VFA  ゴマの枝を見ていたら、ベジフルフラワーの妄想が広がって。。。三田村さんにお願いして枝をいただいてきちゃいました。
早速、収穫したトマトとゴマが付いた枝を使って一作品の完成です。可愛いぃ~(*^_^*)
もしかして日本初のゴマを使ったベジフルフラワーかも?(笑)
食べて・観て、ゴマんえつ(ご満悦)のひとときでした。
このゴマも収穫して食べるのが楽しみです♪
 どんな食材も、私たちの食卓に届くまでには、生産者さんたちの大変な苦労と努力があります。そのことを忘れずに、大切に無駄なく食べたいものです。おいしく頂けることに感謝☆


野菜ソムリエ 木田靖代
2013/11/1

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