野菜ソムリエの“薫る旬感”

夜高あんどん祭りで厄払い!

夜空に浮かぶあんどん ☆
~夜高あんどん祭りin沼田町~
2013あんどん
2013あんどん すっごいキレイ~!迫力満点の巨大あんどんです♪
札幌から車で約2時間の空知管内にある沼田町で行われた、第37回 夜高(ようたか)あんどん祭りへ行ってきました(^0^)/
 会場に到着すると、町の人が全員お祭りに参加しているんじゃないかと思うほど、町がひとつになって盛り上がっている雰囲気を感じました。あちらこちらから北海道内の美味しい食べ物のニオイも漂ってきて、そちらも気になります(*^_^*)
 北海道では他にもあんどん祭りがおこなわれており、網走管内斜里町のしれとこ斜里ねぷた、渡島管内八雲町の八雲山車行列で北海道三大あんどん祭りと呼ばれています。その中でも沼田町の夜高あんどん祭りは、もっとも歴史が古く、唯一の喧嘩あんどんというから迫力がすごいんです!
高さ7m、長さ12m、重さ5tという巨大なあんどんが、“よいやさぁ~!”という威勢のイイ掛け声をかけながら町中を練り歩きます。電線に引っ掛かからないように、背の高い梯子で持ちあげてくぐらなければいけないほど大きいんですよ。
大きいあんどんだけでなく、子供たちの可愛らしいあんどんなど小さなものもたくさんあって、頑張って作ったんだなぁ~とほのぼのしちゃいます (*^_^*)アンパンマンのあんどんもあったなぁ♪
 この大きなあんどんは、ナント!約100日かけて作るそうですよ。ほとんど1年の三分の一!この日のためだけに、それだけ思いを込めて作るのですから、それは熱くなりますよね。
でも、せっかく手間と時間をかけて作ったあんどんは、その「喧嘩あんどん」の名の通り、ぶつかり合って壊しちゃうんです。なんてもったいな~い(>_<)
なんで壊しちゃうんだろ~?と不思議でしたが、このお祭りには、五穀豊穣などのほか、壊したものを再生する=命の再生厄払いの意味味があるのだとか。壊されれば壊されるほど、良いとされるらしい・・・なるほどぉ~!
2013あんどん

2013ひまわり この日はあいにくの雨模様だったので、紙で作らているあんどんを保護するため最初はビニールをかけていましたが、ちゃんと雨は止んでくれました。みんなの熱気で雨はどこかへ行ってしまったんでしょうね(*^_^*)
ビニールを取り、色鮮やかなあんどんが姿を現しました♪周りの人も一緒に “よいやさぁ~!”と掛け声をかけながら、相手のあんどんを壊していきます。龍のあんどんの目が光り、口から煙を吹き 出している様は、とっても迫力がありました。
 お祭りの締めくくりでは、山車の上で“日本一の祭りにするぞぉ~!”と叫んでいた人がとても印象的で、人々の思いやその意味を知って観ると、また違った思いを感じます。ひと休みしたら、町の人たちは魂を込めてあんどんを再生し始めるんでしょうね☆
 途中で立ち寄ったひまわりの里では、ひまわりたちが夏の終わりを名残惜しそうに咲いているようでした。北海道の短い夏は終わり、これから収穫の秋・実りの秋が始まりだしたようです。次の季節の誕生かな・・・
野菜ソムリエ 木田靖代
2013/8/30

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