とってもナイスな“ナス”！

　「日本人はナス好き♪」と言われるように、一年中スーパーなどに並んでいて、旬がわかりにくくなっていますが、ナスの旬はまさに今！初夏～秋が旬の“夏野菜”のひとつなのです。
【おにおんぼうず】の“ナス”は一般的な中長ナスで、濃黒紫色でツヤがあり果肉が適度にしまりクセのない味わいが特徴です。無農薬栽培のため、形や大きさが不揃いで、表面には成長過程での傷が少し付いているものもあります。

≪保存方法≫

ナスは常温が好きな野菜なので、冷蔵庫に入れずに２～３日で使い切るのが理想です。

冷蔵庫に入れる場合は、ラップか新聞紙に包んで下さい。暑いこの時期では、冷蔵庫の方が長持ちしますが、低温には弱いので冷やしすぎには注意してあげて下さいね。

90％以上が水分のヘルシー野菜！

　ナスの90％以上が水分で、主な成分は糖質です。カリウムやアントシアニン(ナスニン)が含まれており、ナスのキレイな紫紺色を作っているアントシアニンとポリフェノールには、コレステロール値を下げる効果もあるので、気になっている方にはオススメです♪ナスは体を冷やす効果も高いので、暑い時には上手に取り入れていきたいものです。
　油との相性が良く、まるでスポンジのように油を吸収してしまうので、油っぽさを感じさせません。煮汁もた～っぷり吸収してしまうのです。もし、“ダイエット中でだから油が気になるわぁ～”と言う方は、炒める前に下茹ですると、油の吸収を抑えられますよ♪

コリンってなぁに？

　ナスには、コリンという成分が含まれています。コリンには、血圧を下げたり、胃液の分泌を促進したり、肝臓の働きを良くする効果があるとされています。強壮や興奮作用もあるとされていますよ。

傷ついたナスにはポリフェノールが２倍！

　風の影響を受ける露地栽培のナスは、生長途中で、揺らされた葉っぱが擦れたり、他の実とぶつかったりして傷が付いてしまう場合が多くあります。見た目ではあまり好まれないことがありますが、この傷にはナント！驚きのパワーがあるのです！
　傷の付いたところから雑菌が入り込まないように早く治そうと、抗酸化作用のあるポリフェノールをたくさん作って、ナスは自分の身を守っています。しかもそのポリフェノールの量は、傷の付いていないナスよりも、2倍も多く含まれているのです。
傷のついたナスは、頑張って自分を守った分、私たちの身体の中に入ったときも、抗酸化作用をたくさん発揮してくれる、頼もしいナスなんですね♪