野菜ソムリエの“薫る旬感”

どんど焼きでUPするものって?

お正月の締め・・・
~祈☆無病息災~
どんど焼き

 年が明けてから、はや半月が過ぎ・・・すっかり平常モードに切り替わりました~\(^0^)/
そして昨日は小正月(1月15日)。神社によって日にちが違いますが、この頃にどんど焼きが行われます。

どんど焼き~どんど焼き~

“無病息災・家内安全を願い、お正月にお迎えした歳徳神(としとくじん)様のお迎えの目印である門松しめ飾りなどを燃やして、炎と共にお送りする。”

 神さまを空へお見送りする行事なんですね(*^_^*)
小さい頃“書初めを一緒に燃やして、高く上がったら字が上手く書けるようになる”と聞いたことがあります。その火にあたると若返る、その火で焼いた餅を食べると病気をしないなどとも言われています。
それともう一つ!“その火で焼いたミカンを食べると風邪をひかない”とも言われているそうです。北海道でも私の育った地域ではあまり聞いたことがないのですが、日本各地によって色々な言われがあるようですね。

ミカン じつは、これにはちゃんと理由がありました。。。
温州ミカンには、風邪予防に効果を発揮してくれるビタミンCや皮膚や粘膜を健康に保つβ‐カロテンが豊富に含まれています。
さらに注目~!色の成分であるβ‐クリプトキサンチンには免疫力を高めたり、抗酸化作用・発ガン抑制効果が期待されています。また薄皮や白い筋の部分に多く含まれるヘスペリジンは、ビタミンCを助けて効果を発揮してくれる強いサポーターなんです(^_^)vキレイに取り除かないで食べた方がイイですね♪
 β‐クリプトキサンチンは、特に外側の皮に多く含まれる脂容性(油に溶けやすい)成分なので、焼くことで溶けて中に入り込み効率よく摂ることが出き、とても理にかなっているようです。
現代では、このような研究が進められていますが、感覚で分かっていた先人たちの知恵ってすごいですね!

どんど焼き 日本のお祭りや行事では、無病息災家内安全五穀豊穣などを祈願し、多くが野菜・果物など食べ物にまつわっているようです。
最近では玄関ドアの外側にしめ飾りを付けているお家をあまり見かけなくなり、ちょっと寂しい気がしますが、昔からの風習を大切にして、その意味も伝えながら次世代へ繋げて行きたいものですね。
さて!お正月の締めをしたところで、気分を新たにスタート~☆



野菜ソムリエ 木田靖代
2015/1/16

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