野菜ソムリエの“薫る旬感”

太陽がフル稼働する日?先人たちの想いとは。。。

夏至には何をする?
~今年は・・・2014年6月21日~
夏至
 まだという実感のあまりない北海道ですが、明日は1年でもっとも昼の時間が長くなる日・・・夏至
太陽がフル稼働する日~\(^0^)/

巴農場 二十四節気のひとつで、太陽がもっとも北にくる(赤道面からの距離が最大になる)ときの現象です。といっても、夏至の1週間前後の日の出がもっとも早く、日の入りがもっとも遅くなっているようですよ。その逆が、冬至ですね☆
あれ?冬至には、カボチャや小豆を食べたり、ユズ湯に入ったりする風習がありますが、夏至には何か風習があったかしら?
 じつは、日本でもいくつかの風習があるんです。
関西地方では、夏至から半夏生(夏至から11日め)に、タコを食べる習慣があるそうですよ(^_^)v
梅雨の時期には半夏雨(はんげあめ)と呼ばれる大雨になることが多いため、この日までに田植えを終わらせないと不作になるとも言われているそうです。
タコ“植え終わった農作物が、タコの吸盤のようにしっかり大地に根付くように!と願い、この時期の旬であるタコを食べるようになった”のだとか。
 最近では北海道にもこの風習が入ってきたようで、半夏生(今年は7月2日)には、まるでタコ祭りかのように、タコちゃんがスーパーに並ぶ姿をよく目にするようになりました(*^_^*)

伊藤農園 ほかの地域でも、三重県二見浦では夏至祭りが行われたり、豊作を願い田植えの労をねぎらうために、サバや小麦粉で作ったもち、うどん、イチジクなど色々なものを食べる習慣があるようです。地域ごとに特色があるのもおもしろいですね♪なぜそうなのか?という意味をちゃんと分かると、なるほどぉ~!と納得。
 私たちの食卓に上る食べ物は、農家さんたちが苦労して一生懸命育ててくれた食材だということを感謝して無駄なく頂きたいものです。
北海道の畑の野菜たちも、ただいま元気に生長中☆旬の野菜たちの強い生命力と、めいっぱいあふれる太陽のエネルギーをもらって、まもなく迎える夏に向けて夏バテ知らずの元気な体づくりをしましょう~0(^_^)0


キャンドル 夏至の夜、数時間だけ電気を消すという環境への取り組みのひとつとして、キャンドルナイトも日本全国に広がっています。
家族そろってキャンドルの灯りの下で、先人たちから受け継いだ日本の風習や、食べも物の大切さなどについて語る時間を作ってみるのもステキですね☆

野菜ソムリエ 木田靖代
2014/6/20

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