野菜ソムリエの“薫る旬感”

さっぽろ夏まつりとエダマメ♪

ビアガーデンの季節ですね♪
~なぜビールエダマメ?~
2012札幌夏祭り
『第59回さっぽろ夏まつり』が始まりました~ (^0^)/
期間は7月21日(土)~8月20日(月)まで!
めいっぱい満喫しましょう♪
2012札幌夏祭り
 夏といえばこれ!先週から『さっぽろ夏まつり』が始まりました♪巷では“大通ビアガーデン”とも言われますが。。。
札幌の大通公園(西5丁目~西11丁目)の中に、各ビールメーカーの他、世界のビール広場や札幌ドイツ村なども出現し、とっても国際色豊かに賑わっています。約13,000席が用意されていて、ナント!国内最大級の規模なんだとか!いやぁ~そんなにすごいなんて知らなかった(◎0◎)。
それだけではなく、ビアガーデン(正式には納涼ガーデンというらしいです)は、収益の一部を福祉団体に寄付する福祉目的で、第6回(1959年)から登場したんだそうです。ビールを飲んで美味しいものを食べながら、社会のお役に立っていたなんて、これまた気づいていませんでした。。。
良い取り組みは、ぜひ長く続けていきたいものですね。もちろん!ちゃ~んとお役に立つよう 頑張りまっす!あはっ。

枝豆&ビール
 会場では、北海道産の食材を使った美味しい料理や有名ホテルメイドの和・洋・中の料理、もちろん!北海道名物のジンギスカン、北海道産のホップを使ったビールもあるそうで、もうこれ以上無いって言うほどの盛り上がりを見せています♪
 そんな美味しい料理の数々に舌鼓を打ちながらも、やっぱり、ビールのおつまみといえばこれ!エダマメ登場!
なんだか“とりあえず”で添えられがちなエダマメですが、じつはとっても素晴らしいお供なんですよ(^_^)v
 エダマメには、アルコールから肝臓や腎臓を守ってくれる働きのあるメチオニンという成分や、アルコールの分解を促して肝臓の負担を軽くしてくれる働きのあるビタミンB1ビタミンCも含まれているので、まさにビールのお供にピッタリ!と言えますね。


野菜・・・エダマメ
枝豆
 エダマメは大豆の若莢を未熟なうちに収穫したものといわれます。でも流通上の食品群でいうと、大豆は豆類エダマメは野菜類として扱われるんです。成熟すると大豆になるのに分類は異なるエダマメ。。。ちょっと不思議ですよね。
栄養面でみると、ビタミンAやビタミンCやミネラルなどの野菜特有の栄養素が含まれているほか、豆類特有の栄養素であるたんぱく質も持ち合わせているんです。大豆には無いビタミンCが豊富であること、大豆に比べカロリーや脂質、炭水化物が低いことからも、栄養成分の違いがたくさんあることが分かります。


 でも、若莢をたくさん採ったら大豆になるのが無くなっちゃうんじゃないの!?
 ・・・ご心配なく!かつては大豆を収穫する前の一部をエダマメとして収穫していましたが、現在では、一部を除いてエダマメ専用種として生産されているそうですよ。エダマメの種類を大きく分けると、白毛種・茶豆種・黒豆種があり、白毛種がエダマメ専用種として流通している大半の種類なんだとか。茶豆種では“だだちゃ豆”などが有名ですよね。黒豆種は、その名の通り黒豆として出回る大豆の未熟な若莢を収穫したものなんです。
枝豆
 エダマメのおへそをご存知ですか?豆の脇の茶色っぽい点が、莢(さや)と繋ぐ“へその緒(のようなもの)のあと”なんです♪ここから、根や葉、莢が吸収した養分をもらっていたんですよ。
全体の45%も占めているのに、食べられずにポイっと捨てられてしまう莢は、その厚みでやさしく豆を守り、栄養を取り込んで育ててくれる大切な役割をしているんですね。まるで、おかあさんのようですねぇ~(*^_^*)

 エダマメは塩ゆでしてそのまま食べるのが一般的ですが、すりつぶして砂糖などを加えた餡をからめた“ずんだ餅”も有名ですよね。エダマメ豆腐やスープなど、意外といろいろな食べ方がされているんですよ。
“とりあえず”でビールに添えられがちなエダマメですが、もし残ってしまったら、サラダやオムレツなどの普段の料理にリメイクさせてみてはいかがでしょうか♪豆と野菜の良いところを合わせもったエダマメを食卓の主役にしてみませんか(^0^)/

野菜ソムリエ 木田靖代
2012/7/27

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